とりまんブログ

26歳研修医が生き方を模索中

人間はいつ死ぬか〜どこからが医療の限界?〜

 

はい、どうも!

7連勤を終えたとりまん(@torimer2)です♪

 

突然ですが,あなたは人間はいつ死ぬと思いますか?

 

私は研修医として死と向き合う場面が、他の職業の方より多いと思います。

 

そんな中で人間の死、そして医療の限界がどこなのか疑問に思うことがあります。

 

本日はその2点について考察し、共有していきたいと思います!

 

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人間の死

皆さんはどうなったら死ぬかご存知ですか?

 

簡単に言えば心臓が止まり、呼吸が止まったら死です。

 

では、それ以外は死ではないんでしょうか?

 

否.

寝たきりになって、肺炎を繰り返す人。

ご飯を口から食べられなくなって、胃瘻を作られた人。

※胃瘻:手術をして、口を介さずに胃に直接食べ物を入れられるようにしたもの。

 

脳の病気で、身動きも取れなくなって自我も無くなってしまった人。

脳死

 

こんな人たちをたくさん見てきました。

現代の医療では以前は救えなかった人々を次々と救えるようになっています。

しかし、そのために命の限界を見失っているようにも感じるのです。

例えば、今は年老いて体が弱って口からご飯が食べられなくなったら

 

医者「胃瘻をしましょうか」

患者さんの家族「お願いします!」

 

という場面が少なからずあります。

 

私が思うに口からご飯食べられない

▶︎じゃあ胃に直接入れれば良い

 

ってたしかにロジカルではあると思います.

でもそれで本当に良いの?

って思っちゃうんです。

もし胃瘻をしなければ、そのまま弱って亡くなるでしょう.

胃瘻をすれば命はのびます。

でもほとんどの場合誤嚥性肺炎と呼ばれる病気や、その他の感染症などを繰り返し起こすようになります。

結局ズタボロになって苦しい思いをするのではないか?

 

医療は一般人にとってブルーオーシャン

一般社会では色んな情報を持った情報通の人はたくさんいます.

 しかし、医療のこととなるとどんな博識な人も途端に無知になります.

ゆえに医者が言うことを全て受け入れてしまう。

情報リテラシーが足りない現状が間違いなくあります。

いわば医療リテラシーの欠如です.

 

度々例を出しますが

口からご飯食べられない

▶︎じゃあ胃から入れたら良い

 

すごく論理的には通っているので、皆納得して同意するんです.

医者が言ってるし,ってね.

 

でも医者の私が言いますが,実際医者なんてピンからキリまでいる.

すごく優秀で患者さん思いの先生もいるが、本当にクソみたいな医者も山ほどいるのがリアルだ.

医療関係者以外から見れば、皆お医者さんかもしれないが断じてそんなことはない.

ヤブ医者なんて山ほどいるんだ.

 

だから心無い医者の言葉で傷ついたことがある人は気にしなくて良い.

 

医療の限界とは

私の同期で非常に優秀な男がこう言っていた.

 

「今日本に本当に必要なのは医療じゃなくて,宗教だ」

 

聞いた時は「何を言っているんだコイツは」と正直思いました.

しかしその後医療で色んな場面に直面し,考えたりしている中でその意味を自分なりに理解しました.

 

人間はいつかは死ぬ.でも死っていうのは悲しいものではない.だから送り出してあげよう.自然に逝かせてあげよう.

 

皆がこういう認識を持つ必要があるってこと.

医療者そして患者もその家族も.

今は延命治療が進み過ぎて,皆どこが限界かわからなくなってしまっている.

医療の限界は袋小路に迷い込んでいる・・・

 

日本の医療費問題

医療リテラシーについてだが,皆さんは自分の払った税金が生活保護に使われることに対しては嫌な気持ちを持つだろう.

 

しかしあなたは健康保険料として税金を納め,それは今の高齢者のために使われていることをリアルに実感しているだろうか?

つまり延命をすればその分医療費はどんどん膨らんでいくのだ.

日本は今完全に赤字である.

そしてこれから少子高齢化が進み,それはどんどん加速していく・・・

 

延命をすることで誰が得をするのか?

必要なのは医療ではなく,本当に宗教なのかもしれない・・・

 

まとめ

いかがでしたか?

 

本日は少し真面目な話になってしまいました.

ですが医療に携わって行く中で,この問題は今後もずっと続いていきます.

私は考えることをやめずに,常に問題に向き合っていきたいと思います.

 

そしてこのブログがほんの少しでもあなたの医療リテラシーを高めることに繋がれば幸いであります!

そんな感じ!

 

真面目過ぎたから,明日はなんか適当な感じの記事にしよう♪

 

Do not stop to think.

~考えることをやめてはいけない〜